焼き物を使用する前に
器にこだわってみると、毎日の暮らしがより楽しくなります。焼き物は、陶器と磁器の大きく2種類に分けられますが、焼き物を良い状態で長く使用するためには、器の性質に応じてお手入れを行うことが大切です。そこで、こちらでは、焼き物を使用する前に行っておきたいお手入れについてご紹介致します。ぜひご一読ください。
高台をチェックする
多くの器は、高台がメーカーや作家の手によって滑らかにされていますが、まれにざらついているものもあります。高台がざらついたままだと、テーブルに傷がついたり、重ねたときに他の器を傷つけたりしてしまいます。もし高台がざらついていたら、目の細かいサンドペーパーや砥石で軽く擦るか、2つの高台を合わせ、円を描くようにすり合わせると滑らかにすることが出来ます。
煮沸する
器が陶器の場合、煮沸することによって焼き具合が締まり、汚れが染みこみにくくなります。しかし、焼き物の中でも楽焼きは軟質ですので、煮沸したり水に浸したりすると柔らかくなりすぎてしまいますので注意しましょう。
鍋に器を入れ、かぶるぐらいの水をはって30分ほど煮沸します。特に米のとぎ汁で煮沸すると、器の強度が高くなり水漏れを防ぐことが出来ます。
また、貫入による模様や、雨漏りによる模様を避けることも可能です。ただ煮沸の際は、器がゴトゴトと踊るほどの強火での煮沸は避けるようにしてください。煮沸を終えたらそのまま自然に冷まし、しっかりと乾燥させてから棚にしまいます。
器を大切に扱うことで、器の素材の魅力や美しさを長く保つことが出来ます。焼き物をお探しでしたら、当店をぜひご利用ください。当店では、様々なブランドの焼き物の通販を行っております。
常滑焼や伊賀焼、美濃焼など普段使いだけでなく、ギフトや贈り物にもおすすめの焼き物を通販致しております。ブランド食器や茶器、小物・インテリアなど豊富な種類の焼き物がございますので、ぜひお気に入りの品をお探しください。